Ja-Jakartaプロジェクトでは、次のようなツールを使用して作業します。 サブプロジェクトで使用するツールによって、翻訳方法も変わってくることに注意してください。
javadocは、Javaソースコードから、APIドキュメントを作成するために使用します。
Ja-Jakartaプロジェクトでは、今後はLocalization Docletと併用していくことを検討します。
| ロケール | 入力 | 出力 | |
|---|---|---|---|
| コマンドライン | -localeオプション | -encodingオプション | -docencodingオプション |
| Antのjavadocタスク | locale属性 | encoding属性 | docencoding属性 |
以前のバージョンには次のバグが存在したために、バージョン1.4.1以上を勧めます。
Localization Docletは、APIドキュメントの地域化を容易にするために使用するツールです。 Javaソースコードに直接手を加えずに、コメント部分だけを別ファイルに分離して、それだけを翻訳することができます。 Antのjavadocタスクでも、そのまま使用できます。 次のWebページに詳しい説明があります。
http://java.sun.com/j2se/javadoc/faq/index.html#localizationdoclets
実際の作業は、次の3段階に分けられます。
Pre-Process Localization Docletを使用して、Javaソースコードのコメント部分を.cmntファイルとして抽出します。
Post-Process Localization Docletを使用して、Javaソースコードと翻訳済み.cmntファイルからAPIドキュメントを作成します。
このツールは、一般公開されていませんが、docs@java.sun.comに問い合わせれば使用が許可されます。
なお、Ja-Jakartaプロジェクトは、すでに団体として使用許可を受けています(他の目的に使用する場合は、再度許可を取り直す必要があります)ので、芦沢嘉典さんに連絡すれば、直接送ってもらえます。
| ロケール | 入力 | 出力 | |
|---|---|---|---|
| LocalDoclet | - | デフォルト値に固定 | デフォルト値に固定 |
現在、Localization Docletは、プラットフォームのデフォルト文字エンコーディングしか受け付けません。
Antのstyleタスクは、XMLで記述したドキュメントを、XSLTプロセッサを使用して、HTML形式に変換します。 たとえば、TomcatやStrutsのドキュメントは、これを用いて生成されます。
| ロケール | 入力 | 出力 | |
|---|---|---|---|
| XMLファイル | - | 先頭のXML宣言(<?xml version="1.0" ?>)にencoding="…"を追加 | - |
| XSLファイル | - | - | xsl:output要素にencoding="…"を追加 |
Xerces / Xalanを利用したWebドキュメントの生成ツールです。 一般公開はされておらず、メンテナンス・サポートもすでに打ち切られていますが、現時点ではまだCactusのドキュメント作成に使用されています。
Antのstyleタスク同様、XMLで記述したドキュメントをXSLTプロセッサを使用して HTML形式に変換します。
| ロケール | 入力 | 出力 | |
|---|---|---|---|
| XMLファイル | - | 先頭のXML宣言(<?xml version="1.0" ?>)にencoding="…"を追加 | - |
| XSLファイル | - | - | xsl:output要素のencoding="…"指定を無視 |
| プロジェクトファイル | - | - | create"タスクのencoding属性を指定 (注1) |
注1: ただし、Ja-Jakarta Projectが独自で作成した国際化パッチが必要です。
StyleBookやVelocityに代わるWebドキュメントの生成ツールです。 Apache XML Projectのサブプロジェクト(http://xml.apache.org/forrest/index.html)として、2002年に新設されました。
プログラムやドキュメントが完全に整備されていないため、まだ実用化の段階に至っておらず、今のところ、Jakarta Projectへの導入実績はありません。
なおForrestに関する日本語訳・日本語化作業は、JAXMLプロジェクトで進められています。